導入企業インタビュー INTERVIEW


株式会社G・Nプロジェクト様
プロキャリ・インターン生(現・管理部長) 徳留様

プロキャリ・インターン生(現・管理部長) 徳留様インタビュー

プロキャリ・インターン生(現・管理部長) 徳留様
慶應義塾大学卒業後、1992年三越入社。外商本部、米国オーランド三越、専門館事業部、商業不動産事業開発部などを経て、2020年に三越伊勢丹をご退職。プロキャリによる社会人インターンシップを経て、株式会社G・Nプロジェクト入社(現・管理部長)

Q1:今回、弊社より社会人インターンプロキャリのご提案があったとき、どのように感じましたか?

インターン制度は、就職前の学生向けだと思っていたので、社会人にも適用されるのは面白いと思いました。

Q2:1か月のプロキャリ期間は、どのような業務をどういったイメージでされていたのでしょうか?

営業現場を統括する業務部長のサポート業務として、要望をうかがいながら、主要顧客である高級ブランド本社へのレポート提出や営業提案書、社内向け資料などを作成しました。

Q3:徳留様は、これまで長くお勤めの業界とは全く異なる会社への転職をされたわけですが、全く初めての業界にいきなり飛び込むのと、プロキャリを経て転職されるのと、でどのような違いを感じますか?

全くの異業種であり、ご紹介があってもプロキャリ制度が無ければ、自分の経験が活かせる業務があることや職場の雰囲気もわからず、今回のご縁には結びつかなかったと思います。

プロキャリのような社会人インターン制度が一般的になれば、私のように卒業後1つの業界で仕事をしていた人も、他業界へのキャリアチェンジの可能性が広がると感じました。

Q4:プロキャリ期間中を振り返ってみて、困ったことや、こうしたらもっとよかったという課題があれば教えてください。

業界のイロハがまったくわからず、明確なマニュアルが存在する業務でもないため、最初は戸惑いましたが、コミュニケーションは十分に取れたので、早い段階で要領をつかむことができました。インターン期間中とはいえ、指示待ちではなく自ら積極的に働きかけることで、この職場では自分がどんな貢献ができるのか、見えてきたような気がします。

Q5:実際のご経験から、転職活動中の人にとって、社会人インターンシップ・プロキャリの魅力があれば教えて頂けますか?また、こういった点には注意した方がよいなどのアドバイスがあれば合わせてお願い致します。やはり、「習うより慣れろ」を体感できることでしょうか?

私の場合は初めての転職活動だったため、次も前職と関連のある業界を、と漠然と思っていました。が、この制度を利用することで、自分では知りえなかった業界にも自分の経験値や得意分野を活かせる場があると気づくことができました。それ以上に、職場の雰囲気も含めた「相性」を見極められることも魅力です。プロキャリのお話を頂いたとき、「社長を始め体育会系要素の強い会社」と聞いて若干躊躇したのは事実ですが(笑)、実際にお会いしてみると、皆さん一様に礼儀正しく、体格に比例した懐の深さと気合いに満ちていて、良い意味でのカルチャーショックを受けました。コロナ禍で働き方や人生観にも変化が生じ、必ずしも「就社」にこだわる必要が無いと考え始めていた私にとって、こういう伸びしろのある会社なら、自分にも多少の貢献ができるかもしれないと思うようになりました。

私の経験から言えるとしたら、従来の思い込みや先入観を捨て、こうした制度を活用して新しい業界にチャレンジすると、思いがけない出会いや気づきがあるかもしれないということです。どうせなら、その方が人生も面白いですよね(笑)

Q6:最後にG・Nプロジェクトさんに入社されて、抱負などがあればお聞かせください。

全くの異業種から受け容れて頂いたので、まずは業界独自のルールや現場の実務をしっかり理解したいと思います。そのうえで、これまでの経験を活かした後方支援や業務改善で、より活力ある職場作りと業績向上に貢献できれば幸いです。

株式会社G・Nプロジェクト 代表取締役 稲垣様インタビュー

株式会社G・Nプロジェクト 代表取締役 稲垣様

Q1:貴社の採用活動で、これまでプロキャリのような社会人インターンシップを実施されたご経験はございますでしょうか?

今まではありませんでした。学生インターンシップの受入れ経験も特にありませんでした。

Q2:今回、実際に社会人経験豊富な、徳留様のインターンシップ受入れをされた理由があればお聞かせください。

徳留様との面談で、大手で培われた社会一般常識と即戦力を兼ね備えておられると思いました。私も大学を卒業してすぐに上場会社に勤めましたが、そこで何気なく振舞われ振舞っていた言動がいわゆる一般常識、社会人としての良識であることを知りました。
独立時に若い子たちを見て、学歴に関係なく社会人としてのマナーを教えることがいかに大変か、時間と労力と費用がいかに掛かるかを気づかされたからです。やはり、大手で長く勤務されている方にはすぐに育てることが難しい、一般常識・ビジネススキルが備わっていると感じました。

Q3:はじめての社会人インターンシップで、社内で工夫されたことやご苦労されたことがあればお聞かせ下さい。

どうしても規模が小さいので大手の経験があると社内インフラが未熟であったり、説明不足が生じたり、一人何役もこなしたり、発展途上が目に付くと思うのでそこで失望されないかの懸念はありました。

Q4:今回、徳留様は1か月のインターンシップをされた後に、貴社の管理部長として入社されることになりました。プロキャリを通じた採用と、通常の中途採用を比較してメリットを感じる部分はございましたでしょうか?

正直中途採用も人によりますが、即戦力として対応できない場合が多いです。
はっきり言って転職にキャリアを武器にしてステップアップしてくる人と、単なる転職を繰り返している方とでは刷毛と禿げほどの差があります。優秀であるかそうでないかの差です。徳留さんは、潜在能力をくすぐられて既成概念を破って飛び出してこられた感はあるのではないでしょうか。

Q5:逆に、プロキャリをやってみて受入企業にとって、どういった点が課題になると感じましたでしょうか?

こちらも今まで以上にキャリアの力をお借りして上昇することです。
せっかく来ていただいて失望させてしまっては申し訳ないという思いが会社にとっても良いプレッシャーとなるようにしたいです。

Q6:貴社の今後の中途採用において、プロキャリのようにインターン期間をはさんだうえでの中途採用は選択肢の1つになりますでしょうか?

直接採用してから試用期間として期限を設ける場合がほとんどですが、その場合もし仮にこちらの意向にそぐわない場合採用を断り辛い場合もあるので気分的に楽です。社会人インターンシップは、お互い選び選び合う、お見合いのような感覚ですね。

Q7:最後にプロキャリの実施を考えている企業担当者に一言あればお願い致します。

大手や慣れた職場で安定した収入を得て充実した時間を過ごすことは大変素晴らしいことと思います。
少なくともそこに見切りをつけてご自身のキャリアを生かして環境を変える挑戦してくるわけですから、その思いを裏切らないようにしたい。
こちらは前職にはない精神的な高揚感や未知の部分が魅力的に感じて頂けるように更なる企業努力が必要と思います。

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